2015年5月2日土曜日

まとめ その22

Q211:
冠雪の土地について質問させてください。冠雪の土地は基本土地であるという回答を以前されていますが、コールドスナップとアイスエイジが使えない環境(例としてスタンダード)では、デッキに入れることはできないという認識で正しいでしょうか。

A:
はい。特定のフォーマットにおいて使えるのは、そのフォーマットで使用できるセットにある同名のカードのみです。(MTR6.1)ですので、現在のスタンダードでは《冠雪の平地》などの冠雪の基本土地はどのセットにも収録されていないのでデッキに入れることはできません。

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Q212:
《石角の高官/Stonehorn Dignitary》について質問させてください。なんらかの方法で石角の高官の能力が2回誘発した場合相手の戦闘フェイズは2回(次のターンとその次のターン)スキップされるのでしょうか?それとも誘発回数に関わらず次のターンだけですか?

A:
《石角の高官/Stonehorn Dignitary》の能力が同ターンに複数回誘発した場合、その誘発した回数分だけ、対戦相手の戦闘フェイズは飛ばされます。次のターンのみとは限りません。

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Q213:
APが《静穏の天使》のEtB能力が誘発し、NAPの戦場の《スラーグ牙》とAPの墓地の《害霊》を対象に取りました。対応してNAPが《静穏の天使》を対象に《セレズニアの魔除け》を追放モードで唱えました。以上で両者優先権を放棄し、解決に移ります。
(a)この時、《静穏の天使》の能力テキストにはYou may~とありますが、解決時に対象を追放するかどうか選べますか?
(b)《静穏の天使》の効果解決時に、《スラーグ牙》を追放し《害霊》を追放しない、というふうに個別に追放の有無を決められますか?

A:
いいえ。解決時に、対象にとったクリーチャー(またはクリーチャー・カード)を「全て追放する」か、「全てそうしない」かのいずれかになります。オラクルではmay/してもよい 部分が誘発型能力の効果の部分全てにかかっているため、それとわかります。

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Q214:
《The Abyss》が戦場にある状態で対戦相手のアップキープとなり、誘発しました。対戦相手は《聖トラフトの霊》のみをコントロールしています。この場合、《聖トラフトの霊》は《The Abyss》の効果で破壊されますか?

A:
《The Abyss》があなたのコントロールならば、その発生源もまたあなたなので、対戦相手の《聖トラフトの霊》は適正な対象ではありません。従って対象に取れないので破壊されません。2枚が同一のコントロールであるならば、対象にとれて破壊されます。

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Q215:
《拘留の宝球》で《怨恨》を追放後、その拘留の宝球が破壊された場合。怨恨をコントロールしていたプレイヤーはクリーチャーをコントロールしています。怨恨はつけられますか?それとも墓地でしょうか?墓地ならハンドに戻りますか?

A:
その場合、《怨恨》は戦場に戻り、どこにつけるかを《怨恨》のコントローラーが選ぶことになります。適正なエンチャント先(この場合はクリーチャー)があれば、そこにつけることになります。

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Q216:
《ニヴメイガスの精霊/Nivmagus Elemental》の効果で、《対抗変転》や《突然の衰微》を追放することは可能でしょうか? また可能な場合、どのような処理がなされるのでしょうか?

A:
スタック上の呪文を打ち消すことと、追放することは異なります。追放する場合、スタック上の呪文は単に追放領域へ移動します。問題の場合、《ニヴメイガスの精霊》の起動型能力のコストで《対抗変転》等を追放することは可能で、効果も通常通りです。

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Q217:
《ドラルヌの十字軍/Dralnu's Crusade》が場に出ています。部族ゴブリンや多相を持つカードはどこの領域でも黒になりますか?また、ゾンビを持ちますか?

A:
いずれも答えは「いいえ」です。《ドラルヌの十字軍》は戦場にあるゴブリン・パーマネントのみに影響します。ライブラリーや墓地といった他の領域には影響しません。


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Q218:
《霊気の薬瓶/AEther Vial》と変異クリーチャーについて質問です。 霊気の薬瓶から変異を持つクリーチャーを裏向きで戦場に出すことは可能ですか?もし、可能な場合に蓄積カウンターはいくつ必要ですか?

A:
裏向きに出すことはできません。変異を持つカードはそれを裏向きにして「唱える」ことはできます。が、《霊気の薬瓶》のように単に戦場に出す場合、裏向きにして出すことはできません。

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Q219:
コントロール奪取系のインスタントやエンチャントで相手クリーチャーを奪う時にその対象が装備やオーラを付けていた場合はどういった状況になりますか? 装備は外れた扱いでしょうか?オーラ呪文も同等でしょうか? その場合装備やエンチャントのプラス修正や起動能力も得たままでしょうか?

A:
その場合はクリーチャーのみコントロールが移動し、つけられているオーラや装備品のコントローラーは元のまま(ついたまま)になります。
また、装備やエンチャントの修整もそのままです。ただし、起動型能力についてはクリーチャーが得る能力なのか、オーラや装備品自体が持つ能力なのかが区別されます。《迫撃鞘》を例にすると、1点を与える起動型能力はクリーチャーが持つ能力ですが、装備能力は装備品が持つ能力です。


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Q220:
プレイヤーAとBが対戦しています。ABともにこのラウンドで勝利したくありません。両者が投了した場合、どう処理されますか?

A:
両方のプレイヤーは同数のゲームに勝利しているので、マッチは引き分けです。(MTR2.1) 


1 件のコメント:

  1. 怨恨をつけたクリーチャーを流刑への道で追放した場合怨恨はどうなりますか?

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