2015年6月4日木曜日

まとめ その55

Q541:
a.戦場に《三なる宝球》があり《宝船の巡航》を探査で7枚追放して唱えたとき支払うコストはいくらですか?
b.戦場に自分の《全知》と《三なる宝球》があり《全知》で《宝船の巡航》を唱えたとき《三なる宝球》により支払うべき{3}は探査で払えますか?

A:
a) 探査はコストを増減させるのではなく、コストの支払い時に機能します。この場合、総コストが{7}{U}で、そこからマナ(または探査)を使って支払います。 
b)同様に、総コストは{3}になります。そこからマナ(または探査)を使って支払います。


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Q542:
(1)自分が龍モードの"僧院の包囲"をコントロールしており、相手が"発火"を2点ずつ、自分の2体のクリーチャーに割り振ってプレイしました。包囲の効果で+(4)のコスト支払が必要ですか?

(2)自分がコントロールする"氷瀑の執政"2体に相手が"発火"を2点ずつ割り振ってプレイした場合、"氷瀑の執政"の効果は2回影響を与えて、+(4)のコスト支払が必要ですか?

(3)龍モードの"僧院の包囲"と"氷瀑の執政"をコントロールした状態で、相手が"残忍な切断"を執政にプレイした場合、"僧院の包囲"と執政の効果で、+(4)のコスト支払が必要ですか? また、増えたコストを探査で支払うことは可能ですか?

A:
1)いいえ。《僧院の包囲》の龍のほうの能力は、呪文1つについて機能します。1つの呪文があなたやあなたのコントロールするパーマネントをいくつ対象にしているかは問いません。質問の場合、{2}のみ増えます。

2)はい。そうなります。両方の《氷瀑の執政》の能力が機能します。

3)はい。《僧院の包囲》と《氷瀑の執政》により、総コストが都合{4} 増えます。その後、コストを支払う時点で探査能力による支払い--墓地のカードの追放--ができます。

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Q543:
相手の場に《真面目な訪問者、ソリン》の+1能力を得た《羊毛鬣のライオン》《風番いのロック》がいます。
これらを《群衆の掟》のパワー4以上のコントロールを得るモードでコントロールを奪えますか?
また、その時にも絆魂はついたままですか?

A:
いずれもその通りです。パワーの値を参照する場合、《真面目な訪問者、ソリン》の1番目の能力による修整も加味します。従って、《羊毛鬣のライオン》も《風番いのロック》も、パワーの値は4です。また、コントロールが変わったからと言って絆魂はなくなりません。

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Q544:
《最悪の恐怖》によって、相手プレイヤーをコントロールした際、相手プレイヤーがコントロールしているクリーチャーを意味もなくタップすることは可能ですか?

A:
いいえ。何も効果がなく、また特別にそのような行動が許されてもいない場合、パーマネントをタップ/アンタップすることはできません。


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Q545:
《ケイラメトラの指図》をコントロールした状態で、自分のコントロールする《遮蔽された高楼》がエンチャントされた土地をタップし、《遮蔽された高楼》の効果を使用した場合、《ケイラメトラの指図》の効果は誘発しますか。

A:
はい。誘発します。《遮蔽された高楼》により、それが付けられた土地はマナ能力を得ています。そのマナ能力を使うと、マナを引き出すために土地をタップしたので、《ケイラメトラの指図》が誘発します。

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Q546:
《老練の探検者》を《陰謀団式療法》のフラッシュバックのコストにした場合探検者と療法どういった順でスタックに乗りますか?

A:
呪文を唱える際には、まず始めにそれをスタックに置きます。(CR601.2a)その後、対象を決めて、コストを支払います。コストの支払いの際に、《老練の探険者》が死亡するので、《陰謀団式療法》の上に《老練の探険者》の誘発型能力が積まれます。

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Q547:
Aが〈捕食〉を自らの〈ラクシャーサの死与え〉とプBの〈灰色熊〉を対象にプレイしました。Bがスタックして〈ショック〉を〈死与え〉にプレイし、Aはさらにスタックで〈死与え〉の再生能力を起動しました。ここでスタックを処理した場合、格闘は行われますか?

はい。再生したことによって、破壊される代わりに《ラクシャーサの死与え》は戦場に残ります。その後《捕食》を解決すると、いずれの対象も適正ですので、格闘が行われます。

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Q548:
場にトランプル持ちの3/2のクリーチャーと大いなる狩りの巫師がいて、トランプル3/2で攻撃したところ2/2のバニラでブロックされました。トランプル3/2は死亡でしょうか+1カウンターが乗って生存でしょうか

A:
戦闘ダメージが与えられたことにより、《大いなる狩りの巫師》の能力が誘発します。が、それを解決するよりも前に、3/2は2点のダメージを負っているので、状況起因処理によって破壊されます。従って3/2は死亡します。

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Q549:
《シディシの信者》が濫用で自身を生贄にして、自身をバウンスできるルール整合性がわかりません。濫用がシディシ召喚解決後の選択誘発能力?なので自身を生贄にできるのは良いとしても、何故バウンスできるのでしょうか、生贄は濫用のコストではないということですか?

A:
《シディシの信者》の濫用によって自身を生け贄にした場合、「シディシの信者がクリーチャーを1体濫用したとき~」という能力は誘発しますが、手札に戻す対象を選ぶ時点で《シディシの信者》自身は、もう戦場に無いので選べません。なにかしら勘違いをしているのではないでしょうか。

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Q550:
4/4バニラを《魂火の大導師》でブロックします。それに合わせ《灼熱の血》を発動しました。これで4/4バニラと魂火の大導師は相打ちになったのですが、灼熱の血で回復できる値は2でしょうか?それとも5でしょうか?

A:
2点を得て、3点を得ます。まず、《灼熱の血》が2点のダメージを4/4に与え、それは絆魂を持っているので、あなたは2点のライフを得ます。
その後、その4/4が死亡して《灼熱の血》の遅延誘発型能力が誘発します。その誘発型能力の解決時に《灼熱の血》が3ダメージを与えます。この時点でもうスタック領域に《灼熱の血》は無いので、ダメージの発生源としてスタック上での最後の状態を参照します。そしてそれは《魂火の大導師》によって絆魂を得ていました。あなたはこれにより3点のライフを得ます。

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