2015年6月14日日曜日

まとめ その65

Q641:
英雄的はエンチャントオーラ呪文をエンチャントすることによっても発動するのでしょうか?

A:
エンチャント--オーラ を呪文として唱えた場合、それは対象としているので、英雄的が誘発します。一方、ただ単にオーラをつける場合(《失われたアラーラの君主》など)では、対象を取っている呪文ではないので、英雄的は誘発しません。

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Q642:
《身分詐称》を打って、それが対象消失により打ち消された場合、暗号化能力は使えますか?

A:
いいえ。《身分詐称》の対象は1つであり、それが不適正になっているのであれば、その呪文の全ての対象が不適正になっているので、《身分詐称》は打ち消されてなにも起きません。(もちろん、暗号化も起こりません)

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Q643:
対戦相手の《石臼》の能力が解決され自分のライブラリーの上から2枚を墓地に置く場合、1枚目が墓地に落ちた段階(2枚目のカードが何であるか対戦相手が知る前)に、自分が投了する事は可能ですか?

A:
前提として、投了はいつでも可能です。何かを行っている間であっても、投了をして構いません。

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Q644:
《燃え盛る怒り》等で「パワーに等しい点数のダメージ」の点数は起動された後にスタック上でクリーチャーのパワーがマイナス修正を受けた場合変動しますか?またそのクリーチャーが除去された場合等はどうなりますか?

A:
《燃え盛る怒り》の場合、能力の解決時にクリーチャーのパワーを参照します。それまでにパワーの値が修整されていれば、その修整値も反映されます。解決前に戦場からいなくなった場合、「パワーの値」を直接参照できないので、戦場から離れる直前の値を使用します。

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Q645:
《スレイベンの守護者、サリア》がいるときに《原霧の境界石》などの効果によってマナ・コストを支払わずに唱えることができるカードを使った場合、サリアの効果コストを踏み倒すことができるのでしょうか?

A:
いいえ。呪文のコストは本来持つコストから始まり、「どれで支払うのか(=代替、追加コスト)」を決定し、その後で「コストの増加、軽減」を考えて総コストを決定します。《サリア》はコストを増加させるので、結局{2}と基本土地1つを戻すことになります。

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Q646:
《燃え盛る怒り》の付いた3/3の起動レスポンスで《最後の喘ぎ》が撃たれたら0点。《名も無き転置》が撃たれたら6点飛ぶって理解でいいですか?

A:
はい、その通りです。解決時には戦場から離れてしまっているため、戦場を離れる直前の値を見ます。《最後の喘ぎ》だと0/0、《名も無き転置》だと6/0なので、パワーの値としてこれらを参照します。

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Q647:
《永遠王、ブレイゴ》の能力で多数のパーマネントを対象としました
それにスタックされて、そのうち一枚が手札に戻った場合、ブレイゴの能力は継続されますか?

A:
はい。呪文や能力は、解決時に対象が適正であるかどうかをチェックします。「全ての」対象が不適正であった場合、その呪文や能力は打ち消されます。1つでも適正な対象がある場合、それらの対象に関して効果が及ぼされます。

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Q648:
《Eureka》をプレイして、Aがプレインズウォーカー、Bが《石鍛冶の神秘家》を場に出した時、石鍛冶の神秘家の能力がスタックに乗りますが、それにスタックして、プレインズウォーカーに対して、ショックやバウンスをすることは出来ますか?

A:
はい。《石鍛冶の神秘家》の誘発型能力を解決する前に、双方のプレイヤーは優先権を得て、何かをすることができます。


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Q649:
《ゴルガリの魔鍵》に《アーティファクトの魂込め》をエンチャントしたら、それは5/5のデスタッチを持つ昆虫・クリーチャーになりますか?

A:P/Tを特定の値にする効果は、一番新しい値が適用されます。(タイムスタンプ順)なので、《ゴルガリの魔鍵》の2番めの能力を起動後に《アーティファクトの魂込め》をつけると、それは5/5で接死をもちます。
一方、《アーティファクトの魂込め》をつけた後で2番目の能力を起動すると、それは2/2で接死を持つようになります。

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Q650:
《ファルケンラスの貴種》の起動型能力で《アラーラの子》を生け贄に捧げた場合、貴種の破壊不能とアラーラの子の全体除去はどのような順番で処理されますか?(貴種は戦場に残れますか?残れませんか?)

A:
起動型能力の解決よりも前に、《アラーラの子》の誘発型能力が解決されますので、《ファルケンラスの貴種》は破壊されます。

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